こんにちは。やっす(@yassu_blog)です!
本日はついにこのスリランカ旅のハイライト、シギリアロックに行ってきました。
もともとこのスリランカへの旅を決めたのも、テレビでシギリアロックを見て、「ここに行きたい!」と感じたのが始まりでした。
旅の始まりについては↓の記事で。
その憧れのシギリアロック行きの様子をお伝えします。
しょっぱなからトラブルですが 笑
シギリアロックが綺麗にみられる穴場・ピドゥランガラにも行ってきましたよ!
トラブルから始まるシギリアロック
朝6:30
来ない…
チャーターしていたトゥクトゥクが来ない!
ーシギリアロック前日ー
ダンブッラの町についた私は、バスを降りてすぐトゥクトゥクドライバーに捕まっていました。
最初は宿まで送っていくというドライバー。
別にそこまで遠くもないので断ると、今度は翌日のシギリアロック行きのトゥクトゥクチャーターを提案してきました。
もともとシギリヤロックとピドゥランガラの両方へ行って、その日のうちにキャンディまで行きたいと考えていた私は、トゥクトゥクをチャーターする予定でした。
目標の値段はRs.2000。
とりあえず話を聞いてみると、Rs.2500(約1750円)までは下げられたものの、シギリヤロックとピドゥランガラの両方行くにはその額が限度のよう。
まぁその額でも悪くはないと思い、宿に6:30に迎えに来てくれるよう頼み、彼とは別れました。
彼は「Promise!Promise!」と念押しをしていたのでわかったわかったと思いながら宿へと向かいました。
正直トゥクトゥクドライバーの供給のほうが、旅人の需要のよりも過多だと思っていたんですよね。
ここで電話番号を聞かなかったのが最大の問題でした。
おそらく彼はその後、営業努力によりRs.2500以上でチャーターしてくれる人を見つけたのでしょう。
6時半前から宿の前で待っていた私は結局1時間以上待ちぼうけすることになります。
最初は寝坊かと思って気長に待っていましたが、7時を過ぎても現れずさすがに焦り始める私。
バスで行くのは時間がかかるし、今からドライバーと交渉するのも面倒くさいし…
と思っていたら、宿の主人が救世主になってくれました。
同じRs.2500でドライバーを呼んでくれるとのこと!
助かった!
皆さんは必ず約束したドライバーの電話番号は聞いておきましょうね!
待つこと10分ほどで代わりのドライバーがやってきてくれました。
本当にこの宿にしてよかった。
そんな宿の情報は昨日の記事の一番下に。
シギリヤロックへ向けていざ出発
気を取り直して新しいドライバーとともにシギリアロックへ向かいます。
シギリアロックまでは20㎞ほどで、トゥクトゥクで30分くらいで到着します。
朝ご飯を食べていなかったので、途中でバナナを買いたいとお願いしていたのですが、特にやっているお店も見つからないまま、シギリアロックに着いてしまいました。
お腹すきましたが、何も売っていないのでしょうがない。
そのまま登ることにします。
8時に到着し、ドライバーとは入口と反対にある、駐車場で10時に待ち合わせします。
実際見て回るのに2時間びっちりかかりました。
まずはチケットを購入します。
ここもチケット売り場がわかりにくいのですが、周りの客の流れに身を任せ、入口の手前、右手側にあるシーギリヤ博物館に入ると、そこでチケットが購入できました。
料金はRs.5400(約3780円)です。高い!
トイレも中にはないので、ここで済ませておきましょう。
博物館からちょっと歩くとチケットチェックがあり、そこでチケットを見せます。
チケット売り場がわからずここまで来て、博物館に戻らされている人も結構いました。
チケット売り場に入ってもたくさんガイドやら物売りがいます。
川を渡りちょっとした段差を登ると目の前にはシギリアロックが!
シギリアロックまでの道の両脇は整備された庭園?遺跡?が広がっていますがそこもまた綺麗です。
私は午前中に行ったのですが、写真を見てもわかる通り、午前中は逆光がきついです!
ただ午後になると混むし、暑いしなので午前中がおすすめとのことでした。
ついにシギリアロックを登る
さていよいよロックに上り始めます。
最初は岩と岩の間の階段を上っていきます。
なかなか急な階段が続くのでしっかり体力をつけておきましょう。
途中からは鉄の通路と階段になっていて、ここから壁画シーギリヤ・レディへと続きます。
シーギリヤ・レディは写真撮影不可ですが、とても美しくスタイルの良い女性たちが描かれています。
シーギリヤ・レディのあとはミラー・ウォールと呼ばれる回廊です。
写真ではわかりにくいですが、回廊の壁が本当に綺麗に輝いています。
さて、さらに階段を上っていくとライオンの爪だけが残された宮殿への入り口、ライオン・テラスにつながります。
昔はこの上にライオンの頭も残っていたのではないかと言われています。
見てみたかったなー!
当時はすごい迫力だったのでしょう。
ライオンテラスからはあと一息。
崖伝いに通路が作られているので頑張って登ります。
登り切った先には眼下に広大なジャングルが広がり、宮殿には王のプールも残っています。
当時の王はなんて贅沢な気持ちでここで泳いでいたのでしょうか。
見えるところすべてが、そしてその先もすべて自分の領土だったのですから。
そんな経験してみたいものです 笑
シギリアロックを降りて駐車場に向かいます。
駐車場までは来た道と違う道ですが、看板が出ているので迷わないはず。
下りきったところには土産物屋や軽食屋もあります。
やっと朝ご飯にありつけました。
ピドゥランガラから絶景を眺める
シギリアロックの後は、シギリアロックの全景を眺めることができる、ピドゥランガラに登ります。
こちらはRs.500(約350円)で登れるので、節約バックパッカーにも人気です。
2つも山に登るのは大変ですが、登る価値は大いにありますよ!
トゥクトゥクでピドゥランガラふもとの駐車場まで10分くらいで到着します。
入口でチケットを購入すると、神社の境内を通って(裸足になります)、また山道へ。
シギリアロックほど整備されていないので、わかりにくいですが、要所要所に矢印などが書いてありますので、わからなくなったら止まって矢印を探しましょう。
途中涅槃もあります。
最後は本当にただの岩の上を進む感じになりますが、頑張って登ってください。
一番頂上まで登るとそこには綺麗なシギリアロックの姿が!
この絶景はピドゥランガラに登らないと見ることができません。
この一枚岩山だけでも絶景なのに、更にこの上に昔王宮があったとは…
ダンブッラへ戻り、キャンディへ向けて出発
ピドゥランガラから下った後は、トゥクトゥクで宿まで戻ります。
ドライバーはマッサージやエレファントライドをしないかと誘ってきましたが、今回は時間がないので遠慮しておきます。
宿に戻るとここでもシャワーを貸してくれました。
スリランカの宿はどこもおもてなしの心が大きいです。
その代わりというのか、みんな良い口コミを書いてくれとも言ってきます 笑
まぁ良くしてくれているので、その分良い口コミを書いてあげましょう。
宿からバスターミナルまでも、無料でトゥクトゥクで送ってくれました。
乗るべきバスも教えてくれて本当にありがたい。
キャンディまではローカルバスで1時間強で到着しました。
バックパックを隣の席においていたら、二人分料金を取られましたがまぁ当然っちゃ当然ですし、膝に乗せるより良いですね。
一人分はRs.100(約70円)でした。
宿の近くのバス停で降りると、キャンディはスリランカ第二の都市だけあって、かなり都会でした。
でも他の国の都会のようにあまり喧騒がなくどこかしら落ち着いているのがスリランカらしいかなという気も。
街の中心部には宿が少ないため、坂を上った所にある宿へ向かいます。
なかなかきつい。
宿に着いたら冷たいペットボトルの水をもらいました。
ありがたい!
キャンディ散策。仏歯寺のチケット販売機にご注意!
ちょっと休憩して涼しくなった17時ごろからキャンディを観光します。
キャンディの目玉スポット仏歯寺は18時半からプージャーと呼ばれる礼拝が行われるので、それに合わせて向かいます。
仏歯寺ではチケットが自動販売機で購入できます。
1枚の料金はRs.1500(約1000円)です。
自動販売機なのにやたら係員いるなーなにも節約になってないじゃんとか思いながらチケットを購入。
スリランカではRs.5000札が一番大きいのですが、海外で大きいお札を崩すのっておつりがなかったりでなかなか難しいですよね。
自動販売機ならお釣り出てくるし、くずしておこうという日本人的発想でチケット枚数を1と入力し、Rs.5000札を入れたところ…
なんとチケットが3枚も!
えーなにこれと思って係員の人を呼びます。
このためにいたのか係員。
そのうち二枚を係員が次の人に売ってくれたので、事なきを得ます。
…ん?
Rs.5000出して3枚チケットが出てきて、そのうち2枚チケット売ったからRs.3000返ってきたよね。
チケット1枚はRs.1500だよね。
あれRs.500足りなくない?
係員の人に、おつり頂戴というと、自動販売機の画面の下に書いてある注意書きを指さします。
そこには
「Exact amount only」の文字が!
そうです。この自動販売機、おつりの出ない自動販売機だったのです。
確かに注意に書いてあるし、それを呼んでいなかった私が100%悪いのですが…
悲しいので、なんとか返してくださいと係員に頼み込んだら、優しい係員はちゃんと返してくれました。
ありがとーーーー泣
みなさんはくれぐれもこのようなことがないよう、Rs.1500ちょうどで払ってくださいね!!!
さて、無事に?チケットも買えたので中を見学します。
世界遺産だけあって中は綺麗です。
18時半からは礼拝が始まります。
この時間には観光客だけでなく、現地の参拝客も多数訪れます。
最初は僧たちの演奏から始まり、最終的には普段本堂にしまわれている、仏歯が納められた金色の豪華な箱が公開されます。
この箱へは礼拝する列と、その後ろで写真撮る群衆に分かれていました。
私も遠くから眺めただけですが、それでもすごい輝きを放っていました。
また、本堂以外にもこの時間だけ公開される部屋がいくつかあるので、礼拝の時間に行くのがおすすめです。
礼拝は毎日5:30、9:30、18:30に行われます。
礼拝後は次の日の電車の時間を調べに、駅へ向かい、ご飯を食べて宿へ戻りました。
ご飯にはコットゥ・ロティというスリランカでは新しい料理で、小麦粉とココナッツを混ぜて伸ばした生地を刻んで、野菜や肉と一緒に混ぜ合わせる料理です。
平べったい焼きそば的な感じでしょうか。
お店で、辛さはどうする?と聞かれたので、ほんのちょっとでと答えたのですが、この旅で一番の辛さでした。
辛口でって言ったらどれだけ辛いものが出てきたのでしょうか。
でも味はとても美味しかったです!
一緒に飲んでいるのはジンジャービールというスリランカでおなじみのジュースです。
味は濃いめのジンジャエールですね。
ビールという名前がついているし、地元の人もローカルビールだと言っていますが、アルコールは入っていません。
キャンディの宿情報
No.17 Residence
場所
シングルルーム
ホットシャワートイレ付き
Rs.2340(約1600円)
ペットボトルの冷たい水(1L)をくれました。
犬が可愛い
今回のスリランカ旅のまとめ記事はこちら
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